再登校事例

男子中学生MM君の再登校レポート Vol.7

我が子を苦しめていたのは何か?

お母さんのお書きになったレポートは前回で終わりです。
結局私が会ってカウンセリングしたのは2回だけで、あとはメールのやりとりだけで全て解決。一番理想的な「根本的改善と自発的再登校」をもたらすことができました。
 
さて、MM君にとって、何が不登校の原因となったかというと
 

・小学校から数年続いた勉強の強制
・サッカー少年団での屈辱的なトラウマ
・(今回詳細に書かなかったが)塾がらみの友達とのトラブル

 
大きく分けて3つのストレスとトラウマがあったのです。
これらに対して、誰も不登校の原因がわからず、親もわからず、医師でさえもわかりませんでした。
そしてMM君は「怠け者」というレッテルを貼られ、苦しみ続けました。
 
今回までをお読みいただければおわかりでしょう。
子供にとってトラウマやストレスがどれほど有害で、身体の不調や、精神の不安定さを引き起こすか。
そしてそれらがどれほど行動を狂わせるか。
 
あなたは、
「何が我が子を苦しめているのか」
「何が我が子の症状を引き起こしているのか」
がわかりますか?
 
これがわからなければ不登校は解決できません。
 
そして、親がどんな役割を果たせるのか。
考えてみましょう。
そして行動してみましょう。